アンナの日記

受けた痛みは見えないから



「痛い!!!!」

と思いっきり声を上げられるのは
どんなに良いことだろう

酷い扱いを受けた時
心無い言葉をぶつけられた時
身体に危害を加えられた時

受けた傷の分
痛い!と言えたら


痛いことをされてもいないのに
言いがかりの八つ当たりや
何か姑息な得をするために
痛い!!!と声を上げるのは論外で




痛い
悲しい
虚しい
寂しい
傷ついた


と怒りの奥に潜む部分を
自分で押し殺さず、誤魔化さず
そのままスっと先に表に出せていたら


人生において、もう少し、調和が取れる物事があるのではないだろうか





話を私のプレイに転換すると


確かに、与えられる痛みや苦痛に
ひたすら耐える美徳や
悦楽、好みもあるけれど


痛みが与えられた分
「痛い!」と声を上げて反応する方が
救われる子が多い気がしてならない



だから、私はあえて指導します。

痛いなら「痛い」と言いなさい。と


責めを止めるか止めないかは別として



せっかく受け身になれるのだから

痛みに弱くても良い

情けなく惨めになって良い

わんわん泣いたって良い



私は君に男らしさなんて
これっぽっちも求めていないしね。


弱音吐いて良い場所なんて
そうそう無いのだから。



いたーーーーーい!!!!


声高に泣き言吐けば良い。