蒼の日記

醜態を笑う

お前って本当に情けない奴ね。
私より歳上なのに仕事もろくに出来ないポンコツだし、のくせにいつも上司として偉そうに振舞って。
けど普段偉そうに振舞っているのは私に虐めてもらう時に酷くされる為って知ってるわよ。
私のストレスを溜めた方がより酷い仕打ちをしてもらえると思っているんでしょう?
そんなことしなくても酷くするのに。
だって自分より劣っている人間に優しく接するわけないし、手加減してもらえるわけないでしょう。

部下の女性社員に踏まれて興奮する変態って他の社員に知られたらお前の人生終わりだね。
私は別にお前の人生がどうなっても構わないけれど。
けど秘密を守ってもらう為に私に媚びを売ったり、必死に懇願する姿がウケるからこうやって弄んであげているのよ。
いい歳したオッサンが私の言いなりになって命令ひとつで何でもする状況って本当に気持ちいい。
ほら、さっさと私の土足ヒールの靴底を舐めなさい。
ベロが黒くなるくらいまでやらないと掃除が出来ているとはみなさないよ!

踏まれ、罵られ、嘲笑され、見下されて悦ぶ私の上司、否、私の玩具。
ストレスが溜まったら捌け口としてぐらいは使ってあげる。