タマラの日記

太ももで火をつけて

近づけば触らなくても伝わってくる熱い体温

垂らした唾液で伸びる鼻下

気を抜いてうっかり喋ってしまった罰として噛み跡をつける
痛がる表情や恍惚としてる表情を鏡で見透かす

「火、つけて」とタバコを咥えると前足でどうにかライターを使おうとする姿





最後に伝えた約束をちゃんと守ってね

耳元の暖かさとか、破らないように脱がせたソレとか、太ももについた赤い痕だとか

細かく丁寧に思い出して
忘れないように沢山思い出して、早まってしまう右手をめいっぱい楽しんで